サッカー

リバプールが強い理由はクロップの性格が影響か【2019-2020プレミア】

今シーズンのプレミアリーグはリヴァプールの独断場ですね。

つい先日リーグで負けてしまったので、歴史的な記録なるかもしれなかった連勝記録はストップしてしまいましたが、勝ち点を見れば今シーズンのリーグ優勝は間違いありません。

それに、チャンピオンズリーグでも勝ち残っているので、昨シーズンからの連覇の可能性も残されています。

近年でも、リヴァプールは強いチームではありましたが、善戦はしても優勝に絡むようなチームではありませんでした。

世界でトップレベルのリーグで、現在これだけの成績を収めているリヴァプールFCの強さの理由について考えてみます。

楽しいフットボール

若くして人気の出た選手が、その時は生き生きとした表情で好成績を残していたのが、周りが騒がしくなることで、プレーに集中できず、成績の低迷と共に表情まで暗くなることは良く見ます。

個人的には、ゴルフの石川遼選手やプロ野球の斉藤佑樹投手もこの類ではないかと思います。

フットボールに限らず、勝負事では、楽しむことは勝つための大切な原動力で、今のリヴァプールにはこれが強く感じられます。

監督、選手が楽しそう

これだけ強ければ、サポーターやフットボールのファンでなくても十分に楽しめます。

「今リヴァプールが強いから、一度試合観てみな」と言われて観てみたら、きっとその魅力が理解できるでしょう。

元々プレミアリーグが、「ボールを持ったら点を取りに行く」という特色が強く、攻守の入れ替えも早く、見ていて面白いこともありますが、リヴァプールの試合は、高確率でチャンスに結びつくので、見ていて飽きません。

観ているほうがこれだけ楽しいのに、プレーしている選手が楽しくないわけはありません。

「勝てるから楽しい」のか、「楽しいから勝てる」のか、はたまた、両方なのかは分かりませんが、楽しいフットボールをしていれば、モチベーションも、勝ちへの意欲も他のチームにはない原動力になっていることでしょう。

チームの監督である、ユルゲン・クロップは、ドルトムント時代で日本でもおなじみの監督ですが、輝かしい功績や卓越した戦術もさることながら、最大の魅力は、フットボールを楽しませる技術ではないでしょうか。

しかも、選手だけでなく、サポーターも含めて。

精神論では勝つことはできないという意見もあるでしょうが、我慢ばかりを強いられる状況では、これだけ魅力的なチームは出来上がりません。

その意味でも今のチームは<クロップの>リヴァプールFCといえるかもしれません。

 

 あらゆるリスクを恐れない

プレミアリーグの中にあって、リヴァプールは特別なチームです。

良くいえば歴史があって、格式が高い。

でも悪く言えば、保守的、プライドばかり高いといったイメージもあります。

最近ではその状況も変わってきましたが、比較的外国人が受け入れられにくいチームの一つといえます。

外国人監督を招聘していまいちパッとしなかった過去の実績からも、クロップに打診したのは首脳陣の功績でしょう。

リスクを恐れない姿勢は今のリヴァプールの特徴の一つです。

試合中のチャレンジ精神

リヴァプールの試合を観ていると、得点を狙いに行って、躊躇がありません。

「シュートは打たなければ入らない」の体現をそのままに、得点を狙う姿勢が見て取れます。

今、チームが勝てているからということもあるでしょうが、あらゆるミスに対して寛大である印象です。

これは、他のチームと比較して、ヒエラルキーが顕著でなく、序列による萎縮などがないことで、自由にプレーできている証明でもあります。

「誰が得点するか」よりも、「チームが得点する」ことが優先的に捉えられているようです。

通常のチームであれば、選手間の格差が生じやすいものですが、リヴァプールではそれを感じません。

新参者であろうが、チームとして力になるならキャリア、ネームバリュー、年齢などに関係なく活躍できる土壌が出来上がっているようです。

これも、クロップの思想に由るところが大きく、失敗しないことよりも、チャレンジしないことを嫌う彼の性格が出ています。

嘘、隠しごとがない

これだけ強く、大きなチームなると、選手の中には試合に出られないだとか、人間関係でのトラブルはつき物です。

リヴァプールでも揉め事の種はたくさんあるのでしょうが、これがチーム不調にまで繋がっていきません。

ここでもクロップの性格がでていて、出場機会のない選手の不満を無理やり抑えたり、契約を盾に自由を奪ったりすることがありません。

この先出場の機会が少ない、場合によっては構想に入っていないことをはっきりと選手や首脳陣に伝えているのかもしれません。

高額を出してもらった首脳陣の手前、構想外の選手を無意味に使ったり、フィットしなかった選手も中途半端に使い続けたりしがちですが、クロップに関してはそういった建前はなさそうです。

その上で人と揉めるのは、仕方のないこととして割り切っているように思います。

フットボールで起こる色んなリスクに関して、失敗を恐れない彼の思想が今のチームに現れているようです。

 

まとめ

チームが勝ち続ける理由は、他にもたくさんありますが、今シーズンは、監督であるクロップの考えがチームに浸透し、良い方向に機能しているようです。

いつの時代もそうですが、強いチームは、技術だけでなく精神面も充実します。

この先、リヴァプールが歴史的なチームとして強さを保っていけるかは、クロップの力にかかっているでしょう。

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