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センバツ高校野球はなぜ中止になった?かわいそうの声が続出

3月11日、日本高等学校野球連盟は第92回選抜高校野球選手権の開催中止を発表しました。

毎年春の風物詩として待ち望みにしていた方も多かったでしょう。

センバツ高校野球が中止になった理由や、中止を受けての反応をまとめていますので、ご参照ください。

 

センバツ高校野球選手権中止決定の理由

新型コロナウイルスの影響

新型コロナウイルスの影響により、現在、学校の一斉休校や大規模なイベント開催の自粛などが行われています。

これを受けて、高野連は以下の3点の理由をもとに選手権開催の中止を決定しました。

○出場選手の健康と安全を最優先

○国内の感染状況

○出場校の状況

順を追って見ていきましょう。

出場選手の健康と安全を最優先することについて

選手権の運営委員会は当初、有識者とともに、無観客試合の実施などのコロナウイルスに対する予防対策案を作成していました。

しかし、新型コロナウイルスは感染経路が複雑で、感染の規模も多きいです。

いかに予防対策を行ったとしても、大会開催によって、出場する選手がコロナウイルスに感染する可能性はゼロではありません。

最終的に高野連が選手の健康と安全を最優先に、選手権開催を見送る判断をすることは仕方ないと言わざるを得ないでしょう。

国内の感染状況

3月の中旬に入っても、国内でコロナウイルス感染者数は増加しており、現状コロナウイルスの感染が収束するめどは立っていません。

それどころか、有識者等によれば、ウイルス感染は長期化が有力視されています。

選手権の開催と並行してさらに国内での感染者が増えるなどといった事態も、可能性としてないとは言えません。

以上のような国内でのコロナウイルスの感染状況を踏まえれば、先ほど同様に選手権開催を見送る判断をすることは仕方がないと言わざるを得ないでしょう。

出場校の状況

現在、政府からの一斉休校要請により、全国の多くの高等学校で臨時休業措置が取られています。

当然、選手権に出場する学校も例外ではありません。

授業や部活動などの学校での活動は概ね禁止されています。

ただ、出場校によっては、学校の措置などによって練習を認められているところもあります。

つまり、練習ができず練習不足な学校、練習はできるが練習量が不十分な学校、練習が十分な学校など、練習に状況に差が生まれるという問題があります。

また、練習が認められている学校は、練習ができる分、コロナウイルス感染の可能性があり、安全対策の面での問題もあります。

このように、出場校ごとに練習量や安全対策が異なります。

公平性や安全確保の観点から、こちらも同様に選手権開催を見送る判断をすることは仕方がないと言わざるを得ないでしょう。

 

センバツ高校野球選手権中止決定に対する反応

高校球児の声

選手権の中止決定を受けて、出場が決まっていた高校球児たちの反応を見ていきましょう。

初の甲子園出場を決めていた静岡・加藤学園の主将は以下のように語っています。

 

「聞いた瞬間は何も考えられなかったが、この経験で甲子園への思いは強くなった。夏に出られるように、もっとチームの底上げをしていきたい」

引用:日刊スポーツ(https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/202003110000967.html)

 

甲子園常連校の群馬・高崎健康福祉大学高崎高の主将も以下のように語っています。

 

「正直悔しい思いはあるけど、ほかの部活の全国大会も中止になっているし、仕方ない」

引用:スポニチ(https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/03/11/kiji/20200311s00001002338000c.html)

 

出場校の球児からは、晴れ舞台への出場が決まっていただけに「残念」という気持ちがありありと伝わってきます。

しかし、くじけず切り替えて次に目を向ける姿勢には、本当に感服しますね。

「高校球児かわいそう」「残念」の声

毎年高校野球が行われるのを楽しみにされているファンからは「残念」との声が上がっています。

毎年春の風物詩の一つですので、このように思われる方は多いと思います。

また、センバツに出場するために日々努力してきた球児たちに対して、「かわいそう」という声も多いです。

選手によっては一生に一度のチャンスでもあり、出場することを長く夢見て、日々厳しい練習に耐えてきたことを想像すると、胸が痛みますね。

「選手権の中止は当然」という声も

選手権の中止にたいしてはやはり「残念」「かわいそう」といった悲嘆的な声が多いです。

しかし、「選手権中止は当然だ」という厳しい声もあります。

教育社会学専門の名古屋大大学院の内田良准教授は以下のように語っています。

 

「そもそも部活動は教育の中では付加的なものだ。文部科学省が授業の自粛(休校)を要請しているにもかかわらず、付加的なものであるはずの部活動の大会を開催するのは説明がつかない。また、他の競技の大会が中止になっている中で、高校野球だけ開催してしまうことは「特権」になってしまうのではないか。」

引用:毎日新聞(https://mainichi.jp/koshien/articles/20200311/k00/00m/050/321000c)

 

厳しめな声ではありますが、客観的な事実でもあると思います。

ただ、このような声が上がるのも、やはりコロナウイルスの影響が色濃く反映されているのは間違いないです。

そして、このような意見が出るほど、コロナウイルスの影響力と高校野球の大会としての影響力の大きさがうかがえるのではないでしょうか。

 

まとめ

残念ながらコロナウイルスの影響によって、今年の春のセンバツ高校野球選手権は中止になってしまいました。

「残念」や「かわいそう」といった悲嘆的な声も多いです。

センバツ高校野球を心待ちにしていた方には気持ちの整理がつかない人もおられるとは思いますが、今回は仕方ないと言わざるをません。

それだけ、コロナウイルスと高校野球の影響力が大きいのでしょう。

センバツ高校野球の中止という厳しい判断が報われ、コロナウイルスの感染が1日でも早く収束することを願っています。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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